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あの笑顔が眩しすぎまして…
まっさらで純情そうな彼が愛しくて仕方ないです←
まだ今週の放送分見て無いんだけどとりあえず…
アナログ放送終了告知のテロップうぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
今日は久々に小咄うpしてみる。
やっぱお相手は浦氏でございますが何か問題でも??
切でも甘でもなんでもない代物です(視線斜め下)
☆☆☆☆
何もかもが、面倒臭いと思ってた。
くだらない職場での派閥争いも、友人の恋愛における愚痴も…全部、面倒だなぁと思ってた。
「あれ、出かけないんスか」
「…いらっしゃい」
休みの日にわざわざ何処かに出かけるのも面倒で、なんとなく自宅で引き篭もり状態。
お気に入りの小説を読もうかと思ったとき、自宅であるマンションの扉が開いた。
入ってきたのは一応恋人の彼、浦原喜助。
一々チャイムを鳴らされて出迎えるのも面倒だから、交際開始してすぐ部屋の鍵を渡した。
自由に出入り出来る事を彼も知っているから、わざわざ挨拶もしない。
自分のこの性分も、ここまで来たら女失格だろうに…
「CD買いに行こうかと思ったけどやめたー」
「あぁ…お気に入りのミュージシャンの新曲スね」
「予報じゃ雨降るとか言ってたから。傘持ってくの面倒だし」
でも、この男と付き合うことに「面倒臭い」とは思わなかった。
何故?
そんなの簡単。
興味が有ったから。
どんな声で愛を言葉にしてくれるのか、どれだけの思いで私を抱いてくれるのか。
その腕で力強く抱きしめられた時、どれだけ心地よいだろうか…
そう考えた結果が、彼への愛情だっただけ。
「言ってるそばから降り始めてきましたねぇ…」
喜助は冷蔵庫の中から飲み物を取り出すと、網戸の閉められた台所の窓から外を仰ぎ見た。
「もう?予報じゃ夕方からだったのに」
「洗濯物は?」
「はなっから部屋乾し」
ソファーに寝転んでいた私は身を起こすと、なんとなく目の前のテレビをつけた。
だが適当にチャンネルを変えて、消した。
くだらない奥様向け情報番組か、男女の泥沼な関係が繰り広げられる昼ドラしかやってなかったからだ。
「この休日の予定は?」
喜助がペットボトルに入った飲み物を口にしながら、ソファーの肘掛の部分に腰掛けた。
普通に座面に座っている私は、首を上げて彼と視線を交じらせる。
すると唇に触れた温かい温もり…
「…特に無い…」
「そう」
喜助はまるで私を子供扱いするように、頭にポンポンと手を乗せた。
この心地よさはどこから出てくるんだろう…
喜助の髪色と同じ光が、まるでその掌に宿っているのではないかと思うほど暖かく、優しく感じるこの心地よさは…
「…やっぱ予定有った。」
「?」
「泊まる気、満々なんでしょ」
「…正解」
そして口付けが再び交わされ、体が押された。
ソファーと喜助に挟まれた私の体は、少しずつ温かくなって行く…
「おーもーいぃー」
一瞬体が離れると、喜助はその手で私の髪を掻き上げた。
「めんどくさい?」
「………思うわけ無いじゃんばぁーか」
お互いに笑顔で始まる情事は、面倒だなんて思わない。
否、思えない。
あんたは特別
あんたとなら
外が雨だろうと雪だろうと
出かけようと思えるんだから
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他に好きなアーティストはUVERworld/Aquq Timez/Cocco/いきものがかり/abingdon boys school/椎名林檎/Tommy heavenly/他多数
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