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サイトの更新履歴・バトン・妄想をここに。 萌えの対象はそれぞれで(雑食につき)
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コメントれす
>>旦那様(mail)
え、そっちにめーる?w
でもでも!嬉しいプレゼント有難う!!
直接めーるしたけれど、やっぱりこっちでも愛を叫びたくて!!(旦那様への)<いらね
ホンとありがと!!愛してる!!
近いうちに強奪に伺いますのでw


**********
なんつーか、ちょっとブルー??
仕事にしても日常生活にしても、潤いがあるのか無いのかわかりませんわ。
友人と出かけるって事もそんなに無いので。
でも今月は遊んだ方!
でんおう見たし、ゆねっさん行ったし!!

でんおうのマグネットはりゅうでした。

今日はセバスの小咄書いたのでうpしまーす。
突発って言えば突発。
折りたたんであるので読みたい方はどーそ♪

似非かもしれないのでご注意くださいね!!

==========

愚かで、浅はかで…
一度何かに執着するとその命は醜く咲き乱れる。


「こちらでしたか、お嬢様」


百年経とうと千年経とうと、人間の愚かさは変わらない。
富や権力、そして快楽に貪欲で…
力も無いのに武器を持って強さを錯覚している。
私からすれば酷く滑稽だ…


「セバスチャン…」
「今宵は冷えます。お部屋にお戻りください」


鮮血のように紅く色付く薔薇の中、月明かりに照らされて彼女は空を見上げていた…


「…月がね、綺麗なのよ…」


今宵は満月…
長い年月を生きてきた私にとっては差して珍しくも無い物だ。
何故人間はそんな物を美しいと褒めるのか…理解に苦しむ。


「この中庭も一度は焼けてしまったのに…花とは強く気高いものね、私とは大違い…」
「お嬢様…」


そして彼女は自身の足にそっと触れる。
動くことのないその両足は重荷の筈。
捨ててしまえば良いのに、何故そうしないのか…
不要なものを切り捨てるという合理的な判断を、この女性はしないでいる…

その足が動かなくなったのは遡ること二年前、あの日であったと聞かされている。
ファントムハイブ家前当主の妹君、ミッドフォード公爵夫人の長子である彼女は御年十八。
許嫁との婚礼を目前に控えていたと言うのに、妹のエリザベス様に頼まれ訪れたこの屋敷であの惨劇の被害者となった…


「シエルのお陰で助かったというのに…これじゃ何も役に立てないわね…」


当時、今よりも幼かった現当主は屋敷の異常を感じて彼女を一人部屋に残して出て行ったという。
だが焼け跡から発見された彼女は、煙を吸い込んで意識不明。
加えて落下物による脊髄損傷という傷を負っていた…
足が動かぬ事を理由に婚礼は白紙にされ、数ヶ月経って現当主がその事実を知った時、責任を感じたのか面倒を見ると強引に話を押し通したのだ。


「リジーにも申し訳ないわ…この先あの子がシエルと結婚しても…常に私が居るんですもの…」
「お嬢様は嫌なのですか?」


本来ならすぐ見えるはずのその顔は、車椅子に座っているせいで私の腰ぐらいの高さにあった。
その傍らに膝を付くと、手が僅かに震えていた…


「私は…人に甘えるという事がいまいちわからないのよ…だから、シエルの話もどう答えて良いかわからないままこうして来てしまった…」


この表情が私にはわからない。
泣きたいのか、笑いたいのか…
とても歯痒い思いをする表情…

そんな時、二人の間を一匹の蝶が通り過ぎた。
妖しげな羽で舞う黒揚羽…
二人の視線は自然とその蝶に向けられた。


「ちょっと前は走って追いかけることができたのに…」


またこの顔…
わからない。
なぜせんな複雑な表情をするのか…

でも…


「お嬢様、私に命じてください」
「ぇ?」
「足を治せと、命じてください」


契約を結んでいないが、出来ないわけでは無い。
そうすればあなたは笑うのだろうか…


「プッ……ククッ」


あ…


「も、もう。いくら有能な執事でも無理に決まってるじゃないの」


笑った…


「ファントムハイブ家の執事たる者、それぐらい出来なくてどうします?」


何故だろう…心が満たされていく。
その笑顔に安心している自分が居る…

そんな私を、あなたは大きな瞳で唖然と見ていた。


「あの…私の顔に何か付いていますか?」
「え?あ、ご免なさい。只…セバスチャンのそんな笑顔、初めて見たから…」


思わず目を泳がせてしまった。
普段通りのつもりでいたのに…
あぁ、この感情も私には理解出来ない…


「良いものも見れたし、そろそろ部屋に戻ろうかしら」


そう行って車椅子の向きを変え、私の横をすり抜けようとした時、カシャンと金属音がした。

「あ…」
「お怪我はありませんか?」
「あ、有難う…」


車輪の軸が外れ、椅子が傾く。
崩れる体を支えると、彼女の長く美しい髪が頬を掠めた…
邪魔だと思わない。
寧ろそれだけ側に居ることがどこか嬉しくもあって…


「このままお部屋にお送りします。椅子は明朝までに修理しておきますのでご辛抱ください」


その場で直すぐらい容易い事だが、何故か彼女の存在を感じていたくて、横抱きにした。
私の腕の中で頬を赤らめる姿が私の心を擽る…


「ナイトティーにはブランデーティーをお持ちしましょう」
「ディンブラでお願いできる?」
「畏まりました」

 


この感情がなんと言うのかわかりません。

あなたに聞いたならなら、答えをくださいますか?

分かりやすい、明確な答えを…私に…

 

 

* Whereabouts of mind *

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自己紹介:
西川貴教愛。
他に好きなアーティストはUVERworld/Aquq Timez/Cocco/いきものがかり/abingdon boys school/椎名林檎/Tommy heavenly/他多数

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